長野県議会議員の丸山大輔容疑者が、妻の希美さん殺害容疑で逮捕されました。
丸山容疑者は事件前、インタビューで被害者の夫として語っておりましたが、犯人が丸山容疑者本人だったことで衝撃ですね。
事件から犯人特定まで1年2ヶ月の月日がかかりましたが、なぜこの間に逮捕されたなかったのでしょうか。
今回は丸山大輔容疑者のアリバイ工作の内容と、逮捕に至るまでの経緯をまとめてみました。
【妻殺害事件の概要】丸山大輔が逮捕される
【捜査】昨年9月に妻を殺害した疑い、自民党県議の丸山大輔容疑者を逮捕 長野https://t.co/f9ZDAFsCVN
容疑者の妻は自宅に併設する酒蔵の事務室で倒れているのを発見された。死因は首を絞められたことによる窒息死。容疑者は県議2期目で、現在は県議会総務企画警察委員長を務めている。
— ライブドアニュース (@livedoornews) November 28, 2022
2022年11月28日、長野県議会議員の丸山大輔容疑者が、妻殺害容疑で逮捕されました。
事件が起こったのは1年以上前の、2021年9月29日午前0時頃から午前6時45分までの間です。
殺害されたのは丸山大輔容疑者の妻•希美さん(当時47)。
何者かに首を絞められて殺害されており、事件当日の午前6時45分頃、丸山容疑者の子供が第一発見者となっておりました。
事件が起こった場所は、丸山容疑者が経営する酒造会社「笑亀酒造」の事務所兼自宅の建物内となります。
丸山容疑者は事件前、妻を殺害された夫というポジションでインタビューを受けておりました。
しかし、蓋を開いたら事件の犯人は、まさかの夫だったということで衝撃でしたね。
尚、丸山大輔容疑者の犯行理由については未だ分かっておらず、動機は謎に包まれたままです。
悲劇の夫から容疑者へと一転した丸山容疑者。
逮捕前は何を思っていたのか気になります。。
丸山大輔のアリバイ工作3選!1年2ヶ月逮捕されなかった理由とは?
事件が起きてから犯人特定まで1年と2ヶ月もの時間が掛かっておりますね。
ここでは丸山大輔容疑者がこの間、なぜ逮捕されなかったのか、アリバイ工作の内容について調べてみました。
2021年9月29日の事件当日。
朝6時45分頃、丸山容疑者の息子が第一発見者として、妻•希美さんの死体を発見しておりましたね。
事件当日前夜から当日の朝にかけて、丸山大輔容疑者はどこで何をしていたのでしょうか。
ここでは丸山大輔容疑者のアリバイ工作に関してまとめてみました。
- 片道83kmの距離を車で飛ばして帰宅する
- 事件前日の夜に同僚の目撃
- 妻殺害後にまた戻ってきて、事件の連絡が来ると抜群の演技で驚く
主に上記の3つがあげられますので、順に見ていきましょう!
①片道83kmの距離を車で飛ばして帰宅する
丸山容疑者の1つ目のアリバイとしては、その夜に事件現場から83.7km離れた「長野県議会議員会館」に宿泊していたとのこと。
念のため、Google MAPで調べてみると、
長野県議会議員会館から笑亀酒造まで、車で片道1時間20分程かかることが分かります。
事件前夜にまさか、83km離れたところにいるとは中々考えにくいものですよね。
②事件前日の夜に同僚の目撃
また2つ目のアリバイは、事件前日の夜に同僚が丸山容疑者を目撃していることです。
事件当日は県議会定例会の会期中だった。捜査関係者や議員関係者によると、丸山容疑者はふだん、会期中は長野市内の議員会館に宿泊しており、事件前日の夜は長野市内で複数の同僚議員と酒を飲んでいた。
引用:読売新聞オンライン
丸山大輔容疑者は事件前日の夜に、同僚の県議たちと飲酒をしていたとのこと。
9月28日(事件前日の夜)の夜23時30分頃まで、議員会館で目撃されていたようです。
③妻殺害後にまた戻ってきて、事件の連絡が来ると抜群の演技で驚く
そして3つ目が、妻殺害後に事件現場から、片道1時間以上をかけて議員会館に戻ってきていることです。
事件当初、丸山大輔容疑者はインタビューで妻殺害について、上記の動画の通り語っておりました。
動画ではあくまでも冷静に、
「妻は誰かから怨まれるような人ではない…」
などと言及しております。
事件が起こった当日、片道1時間以上の距離をかけて会館に戻っていた丸山容疑者に朝、妻殺害の連絡が入ったそうです。
そこで驚いてみせる時の演技力も絶妙だったのでしょうか。
尚、ここまでが丸山容疑者の3つのアリバイだったのですが、
は、確固たるアリバイはなかったのでしょうか。
本来であれば真っ先に疑われてもおかしくない状況でなかなか逮捕されなかった丸山大輔容疑者。
かなり綿密に練られた計画だったのかもしれませんね。
上記のアリバイを崩せる証拠がこの1年2ヶ月の間、なかったのかもしれません。
丸山大輔のアリバイはなぜ崩れた?犯人を特定した証拠とは?
1年2ヶ月もの間、逮捕されていなかった丸山大輔容疑者ですが、なぜここにきてアリバイが崩されてしまったのでしょうか。
丸山大輔容疑者が犯人と特定された理由は、
これらが証拠付けていたようです。
では、1つ1つ見ていきましょう!
GPSデータ
1つ目は、GPSデータでは北信方面と中信方面を往復していたことが記録されていたようです。
早い段階でGPSデータを調べてみると、丸山容疑者のアリバイが怪しいと分かっていたのだそう。
捜査関係者によると塩尻署の捜査本部は早い段階で、同容疑者の車が事件当夜に北信方面と中信方面を往復していたことを示す電子データを把握。立件に向けて内偵を続けていた。
引用:信濃毎日新聞デジタル
しかし、これだけでは丸山容疑者が犯人だという証拠としては弱いので、防犯カメラ映像を必死に探したのかもしれません。
ただ、早い段階でGPSデータを把握することにより、丸山大輔容疑者が疑わしいと思われる起点となったのは間違いないでしょう。
防犯カメラの映像
そしてもう1つ目の証拠は、防犯カメラの映像です。
映像を分析すると、特徴的な車体の丸山大輔容疑者の車が、事件直前に防犯カメラに映っていたようです。
防犯カメラの映像などを分析し、車体に特徴のある丸山容疑者の車が事件直前、長野市内から塩尻市内に移動していたことを把握した。丸山容疑者が飲食後に議員会館に戻り、車で自宅に向かったとみている。
引用:読売新聞
事件直前、防犯カメラは丸山容疑者の車が、
に移動していたことを捉えていたようですね。
先で見た通り丸山容疑者は事件前日の夜に同僚と飲食後、一旦は議員会館へと戻っているようです。
そして、誰にも見つからないように車に乗り、自宅に向かわれたものと思われます。
この防犯カメラでの映像が、丸山大輔容疑者を犯人と特定する決定打となったのでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「【なぜ】丸山大輔のアリバイ工作3選!1年2ヶ月逮捕されなかった理由とは?」を紹介してきました。
それでは今回はこれにて失礼します!
コメント